事業のご紹介

熊本県で実施されている『糖尿病連携医制度』とは?

連携医の認定要件

 「連携医」の認定要件は以下の3点です。

  1. 日本医師会(熊本県医師会)会員であること
  2. 糖尿病患者を実際に診療していること
  3. 実務者研修会A・Bコースを受講していること

実務者研修会は、「連携医」として最低限認識しておくべき糖尿病の基礎知識について総括する「Aコース –糖尿病診療のbrush up-」と、実際の症例に則して糖尿病診療の実際を学ぶ「Bコース –症例検討会-」から構成されており、合計5時間あまりに及ぶ研修会です。プログラムの詳細は以下の通りです。

Aコース  ‐糖尿病診療のBrush up‐

  1. 日本の糖尿病の現状
  2. 糖尿病診療の実践・診断
  3. 糖尿病診療の実践・治療
  4. 糖尿病合併症の管理
  5. 専門医との連携

Bコース  ‐症例検討会‐

  1. 糖尿病と歯周病
  2. いわゆる「軽症糖尿病」への対応
  3. 糖尿病細小血管合併症を有する症例
  4. 糖尿病急性合併症への対応
  5. インスリン導入

上記の条件を満たした医師の方について、登録料1万円を熊本県糖尿病対策推進会議にご納入いただいた上で「連携医」としてご登録いただいています。